親族が亡くなったら、相続が発生します。その時にあわてないように、どんな財産が相続税の対象となるのか、事前に考えておくといいと思います。
一般的に相続税がかかる財産は、以下の通りです。
・不動産
不動産は、土地、建物です。自宅、賃貸用不動産などお持ちの方は、固定資産税評価証明などで、確認をされるといいでしょう。
・有価証券
有価証券は、株式、公社債、投資信託等の受益証券などがあげられます。
日頃、どんな証券会社と付き合いがあるか、聞いておくのもいいでしょう。
株式については、非上場の株式がある場合、その法人の試算表、申告書などがどこにあるか、確認しておくといいでしょう。
・現金・預貯金
預貯金については、近年、インターネットバンクなど、通帳を利用しない人も増えているので、どのような銀行と取引があるか、確認しておくといいでしょう。
・その他
生命保険契約なども、確認しておくといいでしょう。
ゴルフ会員権、骨とう品、自動車なども相続税の対象となります。
相続が発生してから財産を探すのは大変な作業となりますので、日頃から整理しておくといいでしょう。