相続の課税財産は、本来の相続財産と、みなし相続財産に分けられます。本来の相続財産とは、相続、遺贈、死因贈与により取得した財産からなります。
みなし相続財産とは、相続又は遺贈とみなされる財産からなり、具体的には、死亡保険金、死亡退職金、生命保険契約に関する権利や、相続財産法人からの分配財産、信託受益権などがあげられます。
取得した財産を相続税の課税価格に算入するかどうかは、財産を取得した者によって異なります。
無制限納税義務者・・・国内財産、国外財産、相続時精算課税適用財産
制限納税義務者・・・国内財産、相続時精算課税適用財産
特定納税義務者・・・相続時精算課税適用財産