口座の名義人がお亡くなりになった事実を銀行が把握すると、
その口座は凍結され、一切の入出金を行うことができなくなります。
亡くなった方の口座の凍結のタイミングは銀行によって違いますが、役所へ死亡届を提出したこととは関係ありません。
新聞の訃報欄や葬儀を行っていたことを知って凍結する場合もあれば、相続人が連絡して初めて凍結する場合もあります。
お亡くなりになって数年経過していても、口座を凍結しなかったために生前に契約されていたサービスの料金が引き落とされ続けていた、といったケースも・・・
まずは通帳の見開きページに記載されている取引店に電話し、口座名義人が亡くなったことを伝えれば、入出金の凍結がされます。
銀行からは、お亡くなりになった方の氏名や生年月日、お亡くなりになった日、住所、電話番号、遺言書の有無、相続人の人数等を尋ねられることがあります。
同時にその後の手続についての案内（必要書類等）も聞いておきましょう。
遠方に住んでいて、その後の手続きを郵送などで行いたい場合も最初の連絡時にその旨を伝えておくと良いでしょう。
