遺言した人が亡くなった場合、遅滞なく遺言書を家庭裁判所に提出して,「検認」を請求しなければなりません(公正証書遺言は不要)。「検認」とは,相続人に対し遺言の存在及びその内容を知らせるとともに,遺言書の形状,加除訂正の状態,日付,署名など検認日現在における遺言書の内容を明確にして遺言書の偽造・変造を防止するための手続きです。遺言の有効・無効を判断[…]
マイナンバーは日本国内に住民票がある個人に1人1つ割り振られたランダムな12桁の数字です。亡くなった後も、番号が抹消されたり、同じ番号が別の個人に付番されることはありません。マイナンバーカード(プラスチック製の顔写真付きのカード)や通知カードは死亡届の提出により失効します。義務はありませんが、悪用の恐れもあるため、返納することが望ましいでしょう。保[…]
亡くなった人名義の自動車は、陸運局(運輸支局)で移転登録(名義変更)をする必要があります。車の所有者は、自動車検査証(車検証)の所有者欄で確認します。新しい所有者が今までの所有者と住所が違う場合、車庫証明(自動車保管場所証明書)が必要です。車庫証明は車庫の所在地を管轄する警察署で発行してもらいます。車庫証明発行日から1ヶ月以内に陸運局に提出する必[…]
相続開始時点の現金は当然相続財産になります。お財布の中の現金はもちろんのこと、相続直前に引き出された現金等様々なところに現金はあります。どのように探したらよいのでしょうか。ご自宅では、「故人ならどこに隠しておくのかな」、「自分だったらどこにしまうかな」と思いを巡らし探してみてください。金庫、タンス・机・仏壇や鏡台の引き出し、冷蔵庫の中、故人が大[…]
よく、亡くなった人の実印はどうしたらよいのかという問い合わせがあります。役所に死亡届を提出すると、役所の方で印鑑登録も抹消されますので、廃止の手続きは必要ありません。亡くなった人の実印には法的な効力はないため、相続手続きでその印鑑が必要になることはありません。印鑑登録証(カード)は、ハサミ等で裁断し破棄してください。故人の印鑑は、思い出の品とし[…]
残高証明書や取引明細を取得する際には発行手数料がかかります。例えば三菱UFJ銀行の場合、残高証明書は1通756円で支店毎の発行になります。(2019年4月現在)銀行によって手数料は異なり216円から1,080円と様々です。定期預金の経過利息を含む評価額証明書には2,160円の手数料がかかる場合もあります。取引明細は1ヶ月または1年毎に手数料が決まっているところもあれば、[…]
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