相続の知恵袋Archives

70 相続手続きシリーズ㉞

遺族年金の請求 ①

2019年7月10日

遺族年金には、遺族基礎年金と遺族厚生年金があります。今回は、遺族基礎年金についてみていきましょう。●遺族基礎年金を受給できる遺族1.亡くなった人に生計を維持されていた「子のある配偶者」または「子」2.「子」は18歳になった年度の3月31日まで。または20歳未満で障害等級1級または2級の状態。3.「子」は結婚していないこと。「生計を維持されていた」とは・・・死亡[…]

69 相続税シリーズ㉙

特定計画山林について課税価額に算入する金額

2019年7月9日

特定森林経営計画対象山林又は特定受贈森林経営計画対象山林について、相続税の課税価格に算入する金額は、対象となる特定計画山林の価額から5%の割合を乗じて計算した金額を控除した金額となります。要約するとこの規定に該当すれば5%評価額が安くなります。見慣れない規定ですので、お亡くなりになった方が林業などを営まれていた場合には税理士へ検討を依頼することを[…]

68 相続税シリーズ㉘

債務控除

2019年7月7日

相続により財産を取得した人が、被相続人の債務も相続する場合や、葬式費用を負担する場合は、その債務や、葬式費用については、相続財産から控除します。被相続人が亡くなる直前に、葬儀費用や入院費用の支払いのため、被相続人の預貯金からまとまった金額を引き出すことが、しばしばあります。この預貯金から引き出した金額から、亡くなった後の葬儀費用、入院費等を支払[…]

67 相続税シリーズ㉗

相続時精算課税を選択した場合の相続税額の計算

2019年7月5日

相続時精算課税の適用を受けた贈与財産がある場合は、その財産については、贈与時の価額で、相続財産に加算します。この場合、その適用を受けた人が、相続また遺贈により財産を取得していなくても、その贈与を受けた財産は、相続財産に加算されます。相続時精算課税の適用を受けた贈与について、贈与税が課税されていた場合、その贈与税は、相続税額から控除されます。

66 相続税シリーズ㉖

特例の対象となる特定計画山林

2019年7月3日

対象となる山林は下記のものです。1.相続などで取得した特定森林経営計画対象山林で、相続税の申告期限において市町村長等の認定を受けているもの。※特定森林経営計画対象山林とは、被相続人が相続開始の直前に有していた立木又は土地などのうち、相続開始の前に市町村長などの認定がある区域内にあるもの。2.贈与によって取得した特定受贈森林経営計画対象山林で、相続[…]

65 相続手続きシリーズ㉝

NHKの相続手続き

2019年7月1日

故人がNHKの契約者であった場合、名義変更や解約を行います。故人と同じ家に住み続けテレビを今後も見続けるという方は「名義変更」の手続き、空き家になったりテレビも処分するという方は「解約」の手続きをします。1.名義変更①電話での手続きNHKの「受信料関係のお問い合わせ先」のフリーダイヤルに電話をし、契約者が死亡した旨を伝え、名義変更の案内を受けましょう。フ[…]

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