ひげ所長のひとりごとArchives

2022年5月 May

4月13日、第50回SGAゴルフコンペ記念大会を無事催行させていただきました。

一口に50回と言っても25年の歳月を要しました。コロナ禍で2年間延期しましたので実際には27年です。このように長期間続いているコンペは私の周りでは皆無です。

一度でもコンペを開催なさったことがおありの方はおわかりだと思いますが、実際手間も費用もかかります(苦笑)。コンペ会場探し、参加者の募集、景品の購入、馬表の作成、組合せ等々…。組合せ一つとってみてもゴルフのハンデ、年齢、職種、相性etcを考慮して決めていくのですが、キャンセルが出てしまいまたいちからなんてこともしょっちゅうです(泣)。コンペなんてやめてしまえと思ったことは一度や二度ではありません。

じゃ何故続けるのか?

継続は力なりという言葉がありますが、ご承知の通り継続することは成功につながるという意味です。コンペの場合の成功とは何でしょう。

お客様同士やお客様とSGAとの親睦?半日ご一緒するわけですからある程度同伴者の人となりは分かります。当然のことですが仕事の話もでるでしょう。お互い馬が合えば契約に繋がるかも知れません。実際そういう例はいくつもありました。

しかし何となく感じるのはコンペ自体を営業の場と考えている人が少なくなったような気がしています。だとすればそもそもコンペへの参加意義がうすれますよね。

バブルの頃、個人ではなかなかゴルフ場の予約が取れず、コンペ自体が有難がられる時代がありました。ましてや名門コースでプレーするのは夢のまた夢でした。週刊ダイヤモンドが例年4月頃「行ってみたいゴルフ場」特集号を発刊していたぐらいです。なのでSGAコンペは名門コースで!と。

コロナ禍で幻となってしまいましたが50回記念大会を福岡県の古賀C.C、芥屋(けや)C.Cにこだわったのもそんな理由からでした。でも昨今は名門コースだから是非参加したいというような風潮ではなさそうです。

SGAコンペを今後も続けるのか、第50回記念大会を区切りとして中止するのか?非常に悩ましいところです。

SGAコンペのスタート当初の役目は寂しいかな終えた感がしています。

春秋2回名門コースでなどと気負わずに、今後は肩の力を抜いて、ゴルフを純粋に楽しみたいという方の為の場を提供していけたらと今は考えています。

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