先月、事務所の研修旅行で山口県へ行って参りました。
私自身山口県を過去一度も訪問したことがなく、以前山口銀行さんとお付き合いがあって話をお聞きしていたので一度はと考えていました。
山口県は皆さんご承知の通り、かつて長州藩があり薩摩と組んで江戸幕府を崩壊させ明治維新の原動力になりました。しかも歴代総理大臣101代、65人の内なんと9人(菅直人さんも宇部出身なのでカウントします)が山口県出身です。初代伊藤博文から始まり、岸信介・佐藤栄作・安倍晋三は記憶に新しいところです。余談ですが一県当たりの首相輩出人数は1.38人。歴代首相の内、山口県出身者の占める割合は13.8%。偶然の数字ですが私が発見しました(笑)。
何故断トツに多いかと考えるに、当然のことながら一泊二日の滞在でわかるはずもなく、言えるとすれば吉田松陰の松下村塾や明倫館に代表されるように教育の賜物でしょうか。しかし、戦前の5人の首相はいずれも長州藩士あがりの身であり、戦後の岸さんと佐藤さんは兄弟、岸さんの孫が安倍さんであるということを考えると、実力はもちろん必要でしょうが「縁」の力学が働いたのかなと…。かねてより私は「縁」を大切にしてきました。皆さんも大切にしてください。
話を本題に戻します。
今般の旅行にはもう2つの目的がありました。
一つ目は大学4年生 林凜の内定式。もう一つは長濱宏行の送別会です。林は私の弟の店でアルバイトしていたところをスカウトしてきました(笑)。2年近くSGAでインターンしています。昨今大手企業では10月1日に内定式なるものを行っているらしいのでSGAでも。来年4月からの活躍に期待しています。
長濱は約25年間SGAに貢献してくれました。昨年に独立したいと言ってきた時には、幾度か思いとどまるよう説得しましたが、彼の気持ちは揺るぎませんでした(彼の入社後まもなくの結婚披露宴で挨拶したのがつい昨日のようです)。独立する以上は、ある意味SGAを超える長濱事務所を作り上げてもらいたいものです。
今までにかなりの数のSGA OB会計事務所が生まれていますが、その活躍を耳にするにつけ、私自身彼等にはまだまだ負けられないという闘争心が湧いてきます。これが私の活力の源となっています(笑)。長濱かかってこい!