ひげ所長のひとりごとArchives

2024年9月 September

先日、SGA恒例の「暑気払い」を開催いたしました。

今から遡ること40余年前のこと。

8月初旬の税理士試験直前、一人で自宅にこもって勉強していると無性に仲間と酒盛りしたくなるんです。それがモチベーションになって頑張るみたいな(笑)。そんな私の経験からSGAでは税理士試験が終わる頃、受験組とその間の事務所留守番組の慰労会をやることにしたのが「暑気払い」の始まりです。

当初は五日市方面の河原でバーベキューが定番でしたが、人数が増えてくるにつれ困難に。もちろんこれまでには屋形船やビアガーデンとかも。冷房のよく効いたレストランで美味しい食事をするのが手っ取り早くていいのですが、その程度では幹事が何を言われるやら…(笑)。そんなこともあって、ここしばらくは合わせ技一本が主流になっています。展望はとバス・水陸両用バス・ミュージカルを楽しんだ後に美味しい食事、なんて具合です。

今年は歌舞伎町にあるビルの地下劇場での大衆演劇とそのビル屋上でのバーベキュー。どう考えても期待薄ですよね(幹事には内緒ですよ…笑)。バーベキュー会場はビルの屋上で、天井はあいているものの、周りは壁なので風が通らず暑気を払うどころかまとわりついて暑いの熱いの。無理があったみたいです(苦笑)。でも味はなかなかでしたよ。

一方大衆演劇はというと、逆の意味で見事に裏切られました。子供の頃、母親に連れられて宝塚歌劇は何回か観に行ったことがあり、星組トップの上月晃に憧れ、結婚するなら宝塚の人と決めていました。ませていましたね(苦笑)。随分と大人になってからはオペラかミュージカル。ただどういうわけか、歌舞伎や大衆演劇には縁がなかったです。大衆演劇といっても梅沢富美男や早乙女太一のような人気役者もいるわけであなどれないなと思っていましたが。

当日の出し物の一つが「梅川忠兵衛」。近松門左衛門の浄瑠璃です。恋に溺れた男が為替の大金に手を付け、落ち行く先があの世と分かっていながら、追手から逃れようと抗う悲劇です。コテコテなのに不覚にも涙が…。オペラではヴェルディの「椿姫」はじめ悲劇が多く、ミュージカルでも「オペラ座の怪人」など悲劇ものがありますが、ほろりとくるまでは。やはり大衆演劇は日本の文化なのでしょうか。そういえば「おひねり」も立派な日本の伝統的な文化だと思います。演者との距離感、独特のコミュニケーション(そういえばゲストでクライアントのAさんはどさくさに紛れて演者に抱きついてたなぁ)。30枚用意したおひねりが気が付いたらあっという間に無くなっていました。これも今流行りの「推し活」といえるのでしょうか(笑)。

楽しかったぁ。皆様も是非一度!

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