ひげ所長のひとりごとArchives

2022年3月 March

例年どおり1月はSGAの昇給の月でした。夏・冬2回の賞与を含め、私が最も頭を悩ませる時です。
従来であったら、一旦基本給を決めてしまえば、賞与の額もある程度見通しがつくのでさほどではありませんでした。仮に基本給が30万円、賞与が4ヶ月分だとすると年俸は480万円。この年俸がその人の実力に見合っているかを他の人のそれとの比較で考えていけばよかったのですが…。
ところがこの1~2年、その構図が全く通用しなくなりました。その原因は残業手当です。
多い人になると年間200万円近くになります。年俸480万円と想定していたものが、いきなり680万円にはねあがってしまいます。誤解されるのを恐れず極論すれば、仕事の効率が悪い人ほど高給とりになってしまいかねません。
このあたりの調整が本当に難しく悩ましい!!
昨今の「働き方改革」で長時間労働解消のため就業残業時間が厳しく制限されるようになりました。企業規模、業種を問わずです。
ところで税理士は絶滅危惧資格などといわれているものだから(苦笑)求人もままならず。就業時間を短くしたら応募が増えるかもと9時から17時までの7時間労働に変更したことも残業時間が増えた一因であると考えています。
残業時間を減らすためには労働生産性の向上が求められるのですが、これがなかなか厄介です…。
例えば、今まさに佳境を迎えている確定申告業務。ただ資料が集まらないことには全く先に進めず…。いくら効率化を進めようにも、ここだけはお客様頼みです。
昇給の話から最後はグチになっちゃいました。毎年のことながらスタッフ一同連日の残業で確申業務を乗り切ります!
皆さんも陰ながら応援してくださいね!!

2022年2月 February

先月19日、早くも3回目のコロナワクチンを接種しました。前2回はファイザーで今回はモデルナです。いわゆる交互接種です。
交互接種の方が抗体の増え方が大きいという厚労省の資料はありますが、改ざんされたものでないことを願うばかりです(苦笑)。
ところで初詣に出かけられた方も多いと思いますが、皆さんはおみくじを引く派ですか?私は必ず引きます。
毎年仕事始めの日。事務所近くの熊野神社にスタッフ一同とお詣りするのが恒例となっています。その折には必ず。
昨年あたりから筒の中からみくじ棒を引くスタイルから、自販機式に代わり、全く情緒がなくなってしまったのは寂しい限りです。
今年は見事「大吉」を引き当てました。大吉は凶に還るとも言われますが、今年一年は約束されたような気がして無条件に嬉しいです。その日一日だけですけど(笑)。
占いといえば過去に一度だけ手相を占ってもらったことがあります。ずっと昔の話。宴席が終わって知り合いの建設業の社長と吉祥寺の商店街を歩いていた時のこと。
手相占いの女性がろうそくを灯して座っていました。その前まで来ると、彼は突然立ち止まり、黙って両手のひらを広げて彼女に見せました。彼は何一つ質問しないまま、彼女が何か言っているのをただうなずいて聞いているだけでした。
「瀬野さんも見てもらいなよ」
私も同じように両手のひらを広げて見せました。同じように黙って聞いていました。健康のことや金銭のこと等いろいろ言われたと思いますが、いま覚えているのは運命線を褒められたことくらいかな(笑)。
占いは運を呼び込むのに重要なモチベーションの一つです。良いことを言われていやな顔する人はいませんよね。悪いことは即忘れればいいのです。
今年はうまくいくかも。成功するかもと思うポジティブな気持ちが「運」を呼び込みます。
あるアンケート調査によると「自分は運がいい」と思っている人は全体の3割弱だそうです。
皆さん、この中に入っていますか?例えば同じ年収でも、満足に思う人がいれば不足に思う人がいます。不足に思うのはネガティブ思考?でも増えるよう努力しようと考えるのはポジティブ思考。
結論。人は心の持ち方ひとつで幸せにも不幸にもなれる。今年もポジティブ思考で幸せになりましょう!!

2022年1月 January

新年おめでとうございます。
旧年中は大変お世話になりました。本年も宜しく御願い申し上げます。
昨年もコロナに振り廻された一年でした。夜のお付き合いがほとんどなくとても単調な日々の連続で、月日が経つのを遅く感じるかと思いきやまったくその逆、驚く程早く過ぎ去ってしまいました。
SGAゴルフコンペは第50回記念大会を目前に足踏みしたままですし、スタッフの研修旅行もできずにいます。
そんな中で「望年会」がリモートであっても開催できたことは大きな収穫でした。20余名の方々をリモートでつなぐということが想像していたよりもずっとハードルが高く、私が考えていたように簡単には行かないことがよく分かりました。これを曲がりなりにもやり遂げてくれたスタッフには頭が下がる思いです。
話は変わりますが、昨年は大谷翔平選手が大きな話題をさらいました。皆さんご承知の通りピッチャーでもバッターでも大活躍しました。そのこと自体が驚きですが、さらに別の意味でも…。
ベースボールはアメリカ発祥です。アメリカンフットボールも。英国発祥のラグビーとアメフトは似て非なるスポーツで、アメフトは選手の役割分担がハッキリしています。オフェンスとディフェンス。選手はそれぞれ専任です。野球もアメフトと同じで守備と攻撃がはっきり分かれています。これはアメリカのラストベルトの分業制に由来するという話を以前に聞いたことがあります。
そう考えると大谷選手はピッチャーかバッターかという役割分担を壊してしまったことになり、それが驚きに輪をかけているのかもしれません。近い将来アカデミー賞俳優が歌をうたえばグラミー賞で、小説を書けばノーベル賞なんて人が出てくるかもしれませんね(笑)。
私共も税務はもちろんのこと、お客様に喜んでいただけるようなマルチなスタッフを一人でも多く育てることにも注力してまいりたいと思います。
最後になりましたが、皆様にとりまして素晴らしい一年でありますことを心より祈念申し上げます。

2021年12月 December

「縁は異なもの」人間同士のつながりは不思議なもので、どこで結ばれるか分からない面白いものだという意味です。
つい先日M氏とたまたまゴルフを一緒にする機会がありました。日頃お客様やスタッフと話すことが多いせいか、プライベートでは私自身意外と言葉数少なめです(笑)。信じてもらえないと思いますが、この年で人見知りもします。
なので初めてゴルフをご一緒した方とざっくばらんに打ち解けることは少ないんです。
ところがこのM氏、とても気さくな人柄でしかも私と同い年。「ちょっと山本リキンダ!(ショットの時に力んでしまったこと)」若い人なら引いてしまうようなダジャレも気兼ねなく…。また、氏が女子プロトーナメントのプロアマ戦に参加した時に女子プロと撮った写真を見せてもらったり…。とても和気あいあいとした楽しい一日でした。
実はこのM氏、従業員が16,000人もいるS社の副社長さんだったんです。しかもこのS社からSGAはクライアントを何社かご紹介いただいたことがあるんです。
S社とガッチリ組めるとSGAも安泰なのになぁなんて考えていたこともありましたが、なかなか上の方とお会いする機会に恵まれないでいました。
S社との窓口である長濱にM氏のことを話すと「マジっすか?!」
あつかましいとは思いながら、早速M氏に電話をかけるとゴルフ場での雰囲気そのままにアポを受けて下さいました。
後日大手町にある本社に長濱と二人で伺うと、都心のビル群が見渡せる立派な応接室に通していただき、なかなかお会いすることが叶わなかった担当部署の部長さんまで同席してくれていました。
振り返ってみればSGAのクライアントのほとんどがご紹介からです(今でこそHPをみての飛び込みもなくはないですが)。クライアント0からスタートして現在に至るまで、ご紹介をいただくのにどれほどの苦労をしてきたことか。
SGAの若手のスタッフもそういったことを理解し、今迄以上にクライアントに寄り添ったサポートを心がけてもらいたいと思います。
そういえば、クライアントになっていただいている上場会社のD社も代表ご夫妻と私達夫婦がたまたまゴルフをご一緒させていただいたご縁からだったことを思い出しました。
コロナ禍で人との出会いは減ってしまいましたが、いただいたご縁のひとつひとつを大切にしていきたいと思います。

2021年11月 November

地球温暖化だあーといっていたら、急に寒くなって一気に冬の気配がしてきました。例年12月には「望年会」を開催してきました。
昨年はコロナ禍で中止せざるを得なかったため、皆様に聞いていただけなかった大橋博樹先生のお話を今年こそは是非と考えていました。
年に一度の「望年会」を心待ちにして下さっているお客様がいらっしゃいます。我々にとっても日頃お会いする機会の少ないお客様と接する絶好のチャンスなんです。
とはいえ、都内のコロナ感染者数が100名を切るようになった現在でもまだまだ予断を許さない状況です。参加いただくお客様の安心安全を考えるとやはり今年も中止せざるを得ないかと…。
じゃじゃーん!それでもあきらめないのがSGA流。
リアルがダメならリモートで!!
そんなわけで今年は「リモート」望年会を開催いたします。
コロナ禍になって外出が制限されたり、営業が敬遠されたりで不便を感じておられると思います。リモートでの打合せや会議はなさっていますか?
私自身昨年からウェブ会議なるものを利用するようになりました。リアルと比べてお互いが話すタイミングがとれなかったり、表情を汲み取りにくかったり。
さらに本題以外の話をしずらいという点で味けないです。普段用件に入る前とか後に雑談をかわすじゃないですか。意外とこの雑談が相手の人となりが表われていたりして興味深いですよね。
リモートであるがゆえ、ビジネス上カットされがちな雑談部分を楽しもうというのがリモート飲み会の効用の一つだと思います。とはいっても私自身リモート飲み会は一度もありません。
私の妹がタイに駐在していて帰国できない夫と週に一~二回リモート飲み会しているようですが、これが結構楽しいらしいです(笑)。
そんなわけで皆様にも是非一度リモート飲み会を経験していただこうと考えています。
設定等苦手な方にはSGAスタッフが懇切丁寧にお手伝いさせて頂きます。
病みつきになるかもよ!!

2021年10月 October

次期首相を決める総裁選の火蓋が切られました。
ご承知の通りこの戦いは菅さんの総裁選不出場表明から一気に激しさが増し、誰が勝つか混沌としてきました。永田町ではえげつない権力闘争が繰り広げられているのでしょうね。
菅さんについては毀誉褒貶相半ばですが、誰もが認めるところは「スピーチがヘタ」「言葉が響かない」という点です。原因は官僚が作った原稿を棒読みするからです。
「まあ、そのう」とか「あーうー」とかお笑いのネタにされた元首相もいましたが、精一杯自分の言葉で話そうとしている気持ちは国民に伝わっていたと思います。安部前首相のように、いくら上手にしゃべってもさほど誠意が感じられないのも問題ですが…(苦笑)。
何故棒読みになるのか?私自身経験がありますが原稿を自分の言葉のように読むのは至難の業です。10年程前だったかと思いますが、「SGA望年会」での挨拶の時です。それまでは原稿を下準備してそれを暗記するようにしていました。
しかし、その年はその労力が無駄なような気がして、「そうだ、原稿を読もう」ということにしました。いざ、本番。一旦原稿に眼をやってお客様に向かって話す。アナウンサーのイメージで!!ところが、お客様から手元に眼を戻した時どこまで読んだのか度々分からなくなって、原稿から眼を離せなくなってしまいました。結果は散々で、恥ずかしくてその場から消えてしまいたいくらいでした。
それ以来、話す内容は大雑把に決めていますが、後は出たとこ勝負。その時以上の恥はかくこともないでしょうから、怖いもの知らずです(笑)。
話がそれてしまいましたが、要するによほど練習するか訓練していない限り原稿は棒読みせざるを得ないと思います(後半はプロンプターを使っていましたが…)。官房長官としてはそれが通用してもトップである首相としてはふさわしくないと判断されたのでしょう。
さらに質問に対する答えがかみあっていないことが幾度となくありました。
例えば「出口はいつか?」の質問に対して「対策を徹底し、ワクチン接種を推進する」とか「政策が奏効していないのではないか?」に対して「感染者が増えた原因はデルタ株である」とか…。
いつもイライラさせられていました。こんな受け答え、子供には悪影響だなぁ。
これも原稿をまる読みするからです。そもそも官僚が作る原稿はつっこまれない為に全て守りの内容になっているそうです。状況は分かっている感を出し、最後は「ですから、ワクチンについて全力でやっている」このフレーズ、耳にタコができる程聞かされたと思います。
これを皆さんが読まれている頃には新しい総理大臣が決まっているはず。新首相は国民に対して自分の言葉で訴えかけてくれるのでしょうか。きっとそうなることを信じています。

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